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蛇と人類、そしてハリー・ポッター

今日の日経朝刊記事。京大霊長類研究所の実験によると、「人間は生まれつきヘビを怖がる」。似たような実験は、いろいろあるはずだが、クモやムカデとの対比をした点ですこしユニークか。

エソロジー(動物行動学、行動生物学)ネタである。同時に、神話、無意識の話にも関連づけられる。

かのハリー・ポッターシリーズも、ヘビとの対峙が重要な複線になっている。聖書もそうだし、日本の神話にもある。ヘビはドラゴンレベルまでイメージを膨らますことができるが、これは恐竜から逃げ惑う初期哺乳類にも重なるだろう。

ただし、人類がこの脅威を殲滅すればいい、って話にはならない。ユング的にいえば、強大な無意識の力の一つなのだから(私たちの意識などこの上に浮いているようなものだ)、どう折り合いをつけるかの問題である。

日本の神様にも龍神がいる。付き合いにくいが、雨乞いするなら人型の神様より有効とされてきた。ウェールズなら国の守り神だし。ケルトの英雄、アーサー王の親父なんて、ペンドラゴン(龍頭)ってなまえだぞ。

聖書の創世記によれば、禁断のリンゴをかじらせ、人類に智恵をつけたのがヘビ。だから、アップルコンピューターのマークは、実に洗練された神話のイメージである。もし、裏側があるなら、ヘビが描いてあるあずだ。

ハリー・ポッターの力の根源の一つは、ヘビの残した刻印である。だから、余計な悩みも抱えてしまう。これは、神話的に人類普遍のテーマに関連する。

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