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コンパニオン・プランツ ローランド地方の旅で

本来の意味ではないもう一つの意味の提案。コンパニオン・プランツとは、植物の組み合わせによって、園芸的効果を高める場合、あえて寄植えする植物のことをいう。たとえば、ハーブ系の植物を花壇に加えることで、害虫のつきやすい植物を守るようなことだ。

しかし、人との心情的なかかわりを持つという人間以外の対象の意味で、コンパニオン・アニマルがいるならコンパニオン・プランツ?もあっていいだろう。

以前、取材の仕事のため、現地カメラマンとスコットランド・ローランド地方を旅したことがあった。小さな、こぎれいな町で、すばらしく居心地の良い民宿(B&B)に泊まった。

民宿といっても、庭付きの城の風格であった。貴婦人みたいな(というより、本物)、ご婦人と、人がよく、育ちのよさそうな旦那が切り盛りしていた。「彼らきっと貴族だよ」とカメラマン氏はいう。

居間には、相当に大きく育ったシャコバサボテンの鉢植えがあった。ほっといてでかくなった、なんて代物ではない。長年にわたる気遣いの賜物である。このサボテンもその気持ちに応えて、毎年のクリスマスのころには、豪勢な花を着けるに違いない。

子どもたちが巣立ったあとも、この夫婦の生活とともにあった、なんてストーリーが見えてきそうだ。こういった”代物”は、安定した堅実な生活の指標にもなるだろう。

僕がイメージするコンパニオン・プランツとは、こういった類のものだ。タネで育てる一年草では、個性が見えてこない。かといって庭木は、家族のように身近に置けない。サボテンのように鉢植えでゆっくり育っていくものがこれに相当する。

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