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幼児教育 K.ローレンツ的に考える

娘を保育園に送ったら、年長組のこどもたちが虫(コガネムシ)を見つけて盛り上がっていた。これって何て虫って議論である。僕は、一人の男の子に図鑑を持ってくるように指示し、少し解説を加えた。実に面白い。元男の子の本領発揮である。また続きがあるだろう。

人類の歴史のほとんどは、狩猟・採集民である。だから、多くの子どもたち(特に男の子だが)が昆虫に重大な関心を寄せることは理にかなっている。つまり、生得的な資質ということだ。昆虫が分からなくて、どうして将来狩猟ができようか。

多種・多様な動植物との関わり方を習得することが人類の生存の基盤であったとすれば、昆虫採集などバカにできない遊びである。それは進化上の人間の本性にリンクしているから。

資本を投入し、子どもを機械的な知育教材漬けにしておけば、かっこいい高度に文明化された職業に就く可能性が高まるかも知れない。けれど、それが幸せなことかどうかは不明である。

少なくとも、進化史を参考にすれば、生の生物は子どもの精神の発達上、重要な教材でありうるだろう。安上がりだし。

ところで、関連書のご紹介。「ソロモンの指輪」、これは、K.ローレンツによるおすすめ名著である。

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