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ほんとうはすごい、バイキンマン(ユング心理学の視点から)

彼は、理工学の知識に精通し、自ら工具を取り新たな技術の開発に余念がない。また、多くの部下を抱え、そのリーダーでもある。そのうえ、身寄りのないわがままな女の子を引き取ってもいる(ドキンちゃん)。ドラッカーだって評価すると思う。

これがバイキンマン。見方によれば立派な経営者だよね。他のアンパンマンの主要キャラは、超能力や魔法?にばかり頼っているけれど、バイキンマンは自分で溶接の作業をしているぞ。地道だなぁ。

ジャムおじさんは、一見数少ない普通の人間キャラ、まっとうな職人のようだけれど、アンパンに命を吹く込むなんて、魔法使いというか、錬金術師だね、この人は。バイキンマンに比べむしろカタギじゃない。

アンパンマン・ワールドの住民の中では、バイキンマンは異色というか、意外に一般人である。しかし、その偉大な点は、毎回実現しようのない悪事を試み、アンパンマンにボコボコにされること。

その結果、アンパンマン・ワールドに正義と愛が再確認され、望ましい何かが起きる。一方、バイキンマンは不名誉な立場を背負う。自らをおとしめ、世の中の活性化に身をささげているようなものだ。

ユング心理学でいえば、トリックスターである。秩序を壊すが、これが刺激となり、新しい秩序が生まれる契機を引き受けているということ。やはり本当の悪ではないんだよね。

皆さんの会社や学校にトリックスターはいますか。やたらいても困るし、いないのも良くない。世の中はバランスでなりたっている。これはユング心理学の応用。

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