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アンパンマン最新作について

つまり「ブラック・ノーズと魔法の歌」のこと。中谷美紀が声優を演じる新キャラがいい。ネタばれしない程度に書く。

これ、一言でいえば、アンパンマン主題歌自体がテーマ。憂いのある新キャラ=カーナの葛藤がせつなく、胸を打つ。絶望の状況の中でカーナが歌いだすシーンが圧巻、泣ける演出である。みなさんも泣くべし。観客も歌いだしたぞ。

アンパンマンとは、際立って倫理性の強いアニメだと思う。ストイックな利他性というべきか。アンパンマンは、空腹の人がいれば、顔をちぎって分け与えるが、ほとんど聖者の行いである。

主題歌自体、明るいマーチなのだけど、歌詞にはなかなか重いものがある。実写的にこういった題材を出すと、かえって閉口してしまうものだ。しかし、初めから独自の世界の中なら素直に聴ける。むしろ、これは大人の感覚。ファンタジー一般にもいえることだと思う。

このアニメ、キャラクター数ではダントツ、この点ギネスブックにも記載があるそうだ。ほぼ、人の生き方、パーソナリティ類型を網羅しているのでは。自分は誰に似ている、誰が好きとか、それだけでも、それなりの心理テストができそう。年齢別の差異に着目しても面白そうだ。たとえば、今回登場のカーナには、大人の方が共感性を感じそうだ。

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