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新社会人のためのプラトン主義入門 その6 徳について

政治家などの不祥事について、本人が「私の不徳といたすところでありまして。。」とか何とか。今どきの”徳”という言葉はこんな具合にしか使われない。では、徳って何だといえば古代思想にまでさかのぼることにあるだろう。その起源は、東洋においては孔子にあり、西洋においてはプラトンにある。その共通点は、徳を高めるためにはどうしたらよいかを考え抜いたことだ。

学校教育やビジネスで「論語」が注目される機会が多くなってきたように感じる。その意味でプラトンだって使えるはずだ。このような閉塞した時代にあって、社会を形作るファンダメンタルなものに注目することは悪くない。

明治維新や明治時代に活躍した偉人たちは、西洋の文化をいち早く受容したばかりでなく、論語を中核とする儒教教育を極めていた人たちでもある。こういった基盤が日本の発展に大きく寄与したことは間違いない。

世の中で生きるうえで、したたかさはとても重要だけれども、それに加えるなら徳。これはリーダーシップにも関係する。

上司、社長は、どれだけ徳が高いのか(なんて古典的な表現だろう)、見極めるだけでも一つの処世術かも。そしてよい感化を受ける、とりあえずついていく。実利がどれだけあるか保証しないけど、少なくとも気持ちよく納得した社会生活できると思う。そのヒントは、古典にある。これが教養科目の意義。

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