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アイルランドの花 (春)

なんだか春だか冬だかわからない気候だが、着実に夜明けが早くなり、桜も咲いている。アイルランドも同じ北半球の温帯なので、基本的には似たようなものだが、東京基準で考えれば、少し遅めの春を迎えることになる。

アイルランドの春の花、といっても日本と大差はない。ただ、森林が少なく、野原が広い。このため花咲く草原とかおとぎ話めいた光景が期待できる。その種類については、植物に詳しい方なら、8割は「日本でも相当するものあるよね」って感じるだろう。

発見の感動があるとしたら、小型のランの仲間。本州だったら高山でしか咲かない○○チドリとか、極上の山草が普通に咲いている。少し大型のランなら、その名もIrish Orchid、これは日本でいう「ササバギンラン」に近い。

日本ほど多様なスミレの種類は自生していないようだ。しかし野生のパンジーがある。日本ではあたりまえの園芸植物だが、その可憐なオリジナルに出会える。

プリムラ(サクラソウ)とくにプリムラ・ポリアンサも、とても多様な色彩を持つ春の代表的な園芸植物だけれども、アイルランドにはその原種に近いものがよく咲いている。ただし、黄色ばっかり。

同じく、日本の春の花壇を彩るアルメリア、これは海岸の岩場で咲いている。潮風に耐える姿がとてもワイルドである。

有名なシャムロックはむしろ、初夏の花だろう。同じく三つ葉で、シャムロックの代用?とされるWood Sorrel、の花季はもっと早いようだ。これは日本のミヤマカタバミに相当する。花の咲くころのシャムロックは、ほぼ雑草の趣だが、こっちはずっと絵になる。以前アイルランドからセント・パトリックデイのカードをもらった際、この植物が描いてあった。

アイルランドの田舎には、延々と生垣がある。バラ科の木も多いが、サンザシなど、春の彩りとしてすばらしい。日本でいえば、ナシやアンズの趣だ。

初夏になると真紅のケシの花が目に付く。群生するとなかなかのものだ。日本ではなかなか期待できない光景だと思う。「ああ、ここヨーロッパなんだ」という感じ。

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