« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月

ゲール語のテイストを学ぶ1 マック(MAC)とは

日本で一番普及しているゲール語とは、おそらくマック・マク(Mac)でしょう。ただしハンバーガー屋さんの意味ではなく息子の意味です。

本来は息子の意味ですが、これが○○の一族といったニュアンスで使われると、姓になります。ハリーポッターの寮監であるマクゴナガル先生もその例。

マクゴナガル先生の素性は小説の中に記載はありません。しかしMacで始まる姓は、アイルランド、スコットランドに特有のものです。またホグワーツ校はスコットランド(ハイランド)にある設定ですから、マクゴナガル先生は地元出身の先生であると考えれば自然です。映画の中でもタータンを身に着けているシーンがあります。ただし、スコットランド人に聞いてみると現実にはない創作の姓だろうということ。

ゲール語=アイルランド語というわけではなく、スコットランドの一部にもかろうじて残っている言語です。これはアイルランドのスコット族がかつて移民したことによって伝えられたものですが、昔の話ですからアイルランドのゲール語とスコットランドのゲール語は少し異なっています。

少なくとも、Macは英語ではありません。従って発音も本来はゲール語です。日本語でマックという前に”ん”を入れてください。つまり鼻に少し息をためる感じで発音します。そうするとゲール語の発音が再現されるでしょう。この感じフランス語のテイストですね。

ゲール語はケルト語のひとつ。ところでケルト人の伝説的な英雄といえば、アーサー王ですが、言葉の意味上、その子孫を名乗る一族がスコットランド由来のマッカーサー一族です。つまり、アーサーの息子だから、マック、アーサー、これを短くマッカーサーとなるからです。日本でマッカーサーといえば、あの敗戦後の日本を統治したGHQ最高司令官ですが、彼の態度のでかさはアメリカ軍内でも問題のあるほどでした。まあ、アーサー王の子孫というなら態度もでかくなるかと。

ケルト人といえば、ローマ時代以降、他民族に押されっぱなしですが、最後に一花咲かせた場所は日本なのかも?

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »