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アイルランドの曲 荒地を越えてマギーに会いに行く(Over the Moor to Maggie)

このリール曲(8ビートのダンス曲)は、とりわけ僕の好きな曲だ。期待、駆け足、アイルランドの花咲く野辺・・・こんなイメージが湧く。アイルランドの音楽の曲名と、曲の印象はあまり一致していないことが多いが、これはぴったりに思う。

僕の空想の中では、荒地を駆けていく男の子がいつもいる。この男の子は隣村の女の子マギーに会いに行くのだ。この曲を聴くとこの空想がいつも思い浮かぶ。

「魔法使いに大切なこと」こんなアニメがある。遠野の女の子が東京に出て魔法を勉強するという話。いわば、ハリポタの日本版だ。遠野というところがミソ。このアニメ、大いにアイリッシュ音楽を使っているが、この曲もBGMの一つ。CDの中では、河童の故郷(くに)と題されている。ハリポタの中でも日本の河童が話題にされているがこれは余談。

ところで、マギーとはマーガレットの愛称である。僕にとってアイルランドのマギーは2人いるが、残念ながらロマンスではない。

一人は行きつけの民宿のおばちゃんだ。この民宿、ネット上で売りに出されていたが、本人に尋ねたところ、とても売れそうにない値段を吹っかけてるので当分は大丈夫と言っていた。ありがたい、アイルランドでの寝る場所は一つ当分の間確保できた。

もう一人のマギーは、僕の初めての海外旅行、つまりアイルランド旅行でこんな得体の知れないアジア人をお茶にさそってくれたおばあちゃんだ。彼女の庭は小さくとも美しかった。このご縁は、同じ園芸家同時の共感といっていいだろう。その後もしばらくマギーと僕はクリスマスカードなどを交換していたがこのマギーからの連絡はやがて途絶えた。

数年前、彼女が亡くなったと親族から連絡をもらった。マギーはもうこの世の人ではない。親族の招きでもう一度彼女の村を訪ねたが、村のよろず屋のおばちゃんまで僕のことを知っていたのは驚きだ。

彼女の墓の前で、この曲を僕はフルートで演奏してみた。Over the Moor to Maggie。

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