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書評:聖(セイント)☆おにいさん(講談社モーニング、中村光)

僕が今年初めて読んだ漫画である。面白かったので紹介いたい。

設定がズバ抜けて奇抜。イエスとブッタが天界から下り、東京の安アパートでバカンスを過ごすというもの。イエスはブログも書いているが、「神の降臨」なんて題材を書いても、嘘にはならない!

とぼけたイエスと生真面目なブッタのボケと突っ込みが絶妙。ただし、ただのコメディではない。両宗教の題材をしっかり押さえているので、ある意味とても格調高いギャグである。サンタクロースの題材となった聖人とは?こんなことも、ネタになりうる。

彼らの安アパートでは、クリスマス会もお誕生日会になる・・・。スーパーに聖(セイント)な二人を、ベタベタに俗な状況設定に置いてみたらどうなるか、作者の発想には脱帽する。

仏教とキリスト教の基礎知識が問われるともいえよう。ギャグの内容を逐一解説していけば、大学の宗教学の講義一年分にはなると思う。読み方によっては立派な教養書だ。

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