« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

エンヤのこと

今年紅白に、エンヤ(Enya)が登場するらしい。これを記念して、エンヤのことを書いてみよう。

私は、彼女自身には会ったことがないが、彼女の故郷の村で彼女の父には会ったことがある。彼女の郷里、アイルランド、ドネゴール県のグィドー(Gweedore)に、父であるレオ氏のパプを訪ねたからだ。このあたり、どんなところかといえば、1時間車を飛ばして、出くわしたものは羊の群れだった。そんなところである。

その夜のイベントは、レオズナイト、つまりレオ氏がアコーディオンを弾きながら取り仕切る音楽イベントだった。あらかじめご挨拶をしておいたら、はるばる日本からの来客として村人たちに紹介をしてくれた。何かやれとのことであるので、手持ちのアイリッシュ・フルートを演奏してみた。畏れ多いことに、レオ氏が伴奏してくれた。

ダウンバイ・ザ・サリーガーデンズを演奏してみた。観客たちは、少しづつ唱和してくれたので、やがて大きな合唱となっていった。すばらしかった。誰もが一つの歌を歌うことができる場、今の日本にそんな場所があるだろうか。今、日本では、世代や階層によって、歌の文化はズタズタに分断されているのだ。

グィドーのあたり、日本でいえば津軽半島の山の中のようなところだ。ただし、ただの田舎ではない。この村をあたりには、エンヤをはじめ、世界中でCDを売ることのできるミュージシャンが輩出している。

これは驚異的なことだと思う。しかし、この夜、僕はその理由がわかったように感じた。大地にガツンと音楽の文化が根ざしているからだ。大地の力を借りて、人々は音楽を創造する。エンヤの故郷とは、そんなところなのだ。

新宿紀伊国屋書店へ行く

新宿紀伊国屋書店へ行った。出版社の人と、待ち合わせの場所に使ったからだ。これは新しい本の出版計画のため。その内容は、わかりやすい資産運用を予定しているが、大きな書店は、最近の関連図書をリサーチする格好の場所でもある。

早めに行って参考となる本を買ったり、関連書籍見てまわった。金融の分野はいまだに肌に合わない。あまりにサバサバした人工的な分野であるし、何か普遍的な発見があるというわけでもない。しかし知れば知るほど、収入を得ることができるし、こういった仕事のオファーも来る。

口直しに、心理、哲学分野も見てまわった。学生のころ大いに影響を受けた本は、今もしっかりいいポジションで売られていた。自分の古巣はやはり居心地がいい。いくつか、ご紹介したい。

新・心理診断法 片口安史

これは、日本でロールシャッハ診断法を学ぶ者にとって今も基本書らしい。1974年に世に出たが、現在17版を重ねている。ただし、片口先生は亡くなってしまったので、これが最終版だろう。

分析哲学入門 全5巻 ジョン・ホスパース

絶対のお奨めである。いわば言葉の哲学。物事をきちんと筋道立てて考えるトレーニングの本と考えればいい。極めて応用度の高い哲学書といえるだろう。ビジネスでも、日常生活でも大いに使う余地がある。

利己的な遺伝子 リチャード・ドーキンス

哲学以上に哲学的な生物学の本。大いに知的好奇心を満足できるだろう。私たちの身も心も、遺伝子たちの乗り物である。このドライな世界観を身につけると、この世を一味違って味わうことができる。

クリスマスのこと

今日は12月25日、クリスマスだ。昨夜はクリスマスイブ。

クリスマスとは、キリストのマス。つまり、元の意味はキリストのミサ。キリストの生誕を祝うため、人々が教会に集まる日である。

だったら、クリスマスには、教会に行けばいい。一般にはクリスマスイブが特別視されているが、やはり教会のイベントとしてもイブは盛大だ。私の場合、今年は行かなかったが、クリスマスイブに教会に行くことはお奨めである。

クリスチャンではない?いえ、私もそうだ。大丈夫、いちいち宗派など問われない。めでたい席なのだから、誰でも歓迎される。賛美歌のいくつかなら、非クリスチャンでも歌詞カードが配られるので、歌うことができる。よく知られた歌も多い。こうして、誰でもクリスマスに参加できるのだ。人間の生活の中で、時には、聖なる時間を持つことは正しいことだと思う。

カトリックの場合、ミサのエンディングでは、参加者の一人一人に神父から祝福があたえられる。その方法として、ミサの参加者に対して神父から聖餐(本来はぶどう酒を浸したパン)が与えられるが、これは信者のみ。ここだけが違う。

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ