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現代サンスクリット語

最近スリランカ人と話す機会があった。スリランカの主要言語はシンハラ語で、この言語はサンスクリット語の直系だと知った。

サンスクリット語は、ラテン語と同じく印欧語の一つだが、日本の文化と深い関わり合いを持っている。お経の大元だからだ。また、お墓で見かける卒塔婆の梵字、これもサンスクリット語の表記が元になっているらしい。

サンスクリット語、この古代言語で書かれたお経が中国で翻訳され、漢字を音読みで唱えられるのがつまり日本のお経。日本では、お経はそのままでなく、漢語を媒介として伝わっているのだ。

最もポピュラーなお経である般若心経の最後の部分、ギャティ、ギャテイ、ハラソウギャテイ、この部分だけがオリジナルのサンスクリット語である。で、この「ギャ」、これは英語に相当させれば「GO」らしい。つまり、同じ印欧語だから、少しは音が似ているのだ。この「GO」は、悟りの境地に「行け」ということ。すなわち成仏である。多くの日本人にとって、その死後の成仏は、サンスクリット語によって祈られているのだ。

そういえば、「ハリー・ポッター」では、ラテン語が特別な力を持っていた。なぜなら、魔法の呪文は、すべてラテン語である。なら、いっそのこと、お経をオリジナルのサンスクリット語であげてくれる僧侶がいてもいい??その方が「効き」そうである。釈迦が話してしていた言葉に近いはずだ。これって、お経原理主義かな。

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