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2008年9月

大崎のアイリッシュ・パブに行く

港区(東京都)に仕事に行った帰り、大崎のアイリッシュ・パブに寄った。

ビルの谷間、静かに水の流れ落ちる水場を前にして飲むギネスビールはおいしい。このパブの前には、小さな滝が演出されているのだ。アイルランドでも、こんな立地条件はないだろう。

このパブは、出店から約10年になろうか。ライブも続いていると聞いて安心した。見ていると、見ず知らずの者どうし話がはずんでいる。パブリックな場、それがパブ。つまり、開かれた公共の場だ。この先も「正統」なパブであってほしい。

ユニコーンが好きだった彼女

仕事でよく八王子に行く。交通手段として、京王線の八王子駅を使っている。そこで目にするもの、それは、駅ビルの書店で起きた無差別殺傷事件の被害者に捧げられた献花台だ。道行く人が手を合わせていたが、私もその一人。

彼女の亡くなった日は、ハリー・ポッター最終巻の発売前日だったと思う。書店の仕事はさぞ忙しかっただろう。奇しくもハリー・ポッター第一巻には、ユニコーンが登場するが、これは彼女の卒論のテーマだった。

殺害された彼女は、私の広い意味での後輩である。中央大学の4年生で、西洋史学科に在籍していた。その卒業論文は面白い切り口だと思う。

一般に、歴史といえば、政治権力の話ばかりになる。しかし、彼女の卒論テーマは、心の歴史といっていい。なぜなら、ユニコーンは幻獣だから、人の心の中にしか棲息していない。私としても、興味のあるテーマだった。

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