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アイルランドの水棲昆虫

こんなテーマのブログを書いているが、何を隠そうこの私、水棲昆虫が大好きである。

タイコウチという昆虫をご存知だろうか。おなじタイコウチ科の昆虫にはミズカマキリがいる。遠縁ではタガメ。これはかなりメジャーだと思う。

連休中、愛知県の実家に帰ったが、近くの公園の森に湧き水があり、ここにはヒメタイコウチが棲息している。この昆虫、かなり限られた環境でしか生きられず、水棲昆虫の中ではかなりレアな部類に入る。久しぶりに探してみたら発見できた。小学生以来の付き合いなので、実になつかしい。中学生の時、なんとか繁殖にも成功できた。

その名の通り、タイコウチの小型版である。特徴は尾のような呼吸管である。タイコウチは4cmほどもあるが、ヒメタイコウチのそれは5mmに満たないだろう。つまり、水棲昆虫といっても、ごくごく浅い水域で生活しているのだ。泥の上で生活しているといってもいい。

タイコウチはアイルランドにもいる。たぶん1種類しかいない。ウォータースコーピオン、水サソリなんてスゴイ名前がついている。興味深いのは、日本のタイコウチとヒメタイコウチの中間サイズであることだ。

アイルランドでこのウォータースコーピオンを見たときは、似て非なる自然の造形にちょっと感動した。ちなみにアイルランドにタガメはいないようだ。どちらかといえばこの虫、南方系だと思う。東南アジアの一部では大量に棲息し、食用にもなっている。日本のイナゴの佃煮を思い出せばよいが、日本のペットショップでは1匹2500円ほどで売られているのだから、実にもったいない?

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