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緑花試験

受験をした。緑花試験、植物に関する総合知識を判定する試験である。4年ほど前受験したときは2級であったので、今回はなんとか1級と思っていたが修行不足のためおそらく2級止まりだろう。

これほど、中身も受験者層も広い試験はないのではないか、とも思う。会場を見渡すだけでも受験生の最大年齢差60歳はかたいだろう。

この試験、ごく基本的出題もあれば、相当マニアックというか、専門的な内容も出題される。今回、「ユズリハ」と「ヒメユズリハ」の分布の違いが、太平洋側、日本海側に分かれることを問う出題もあった。

とはいえ、「植物」という主題は極めて普遍的である。20年前の人類とウィンドウズについての知識を共有することはできないが、植物についてなら1万年前の人類とだって話がつく。当時も今も、食べる、毒にする、薬にする、鑑賞するというスキームは同じだし、種類もほとんど差がないからだ。

以上はSF的な仮定だが、個人的にアイルランドで植物ネタは大いに役立ってきた。一つにはフィールドを楽しむ術として、もう一つは、人との交流である。地球上どこであっても、植物と関わりのない人間の暮らしはほとんどありえない。

アイルランドの園芸家(もちろんイングランドでもよいが)と話すうえで日本人は結構有利である。もちろん、こちらもそれなりの勉強が必要になるが、同じ温帯の気候であり、栽培する植物も似通っているからだ。というより、日本原産の植物がかなり導入されているので、少しくらい偉そうにしてもよいだろう。

「貴方の好きなこの花が、野生の状態で咲き誇っているさまを、お見せすることができたらなぁ、と思います」とか・・

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