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アイルランドが貧しかったころ

今日の日経夕刊に作家の柴田翔さんが、エッセイを書いている。45年まえのダブリンのことだ。表題は「重層的ヨーロッパ」、パリやロンドンではないもう一つのヨーロッパを発見したという意味だ。

たまたま知り合った人から宿を紹介されるエピソード、多くの物乞いたちの姿。この心象は僕も分かる。アイルランドにはじめて行ったのは13年ほど前だが、まだ物乞いは多かった。

物乞いに応じると、その老婆は僕の袖をしっかりつかみ、僕のために神様に対し祈りだした。ひとりぼっちの旅行者にとって驚きと心強さを感じた一瞬だ。おかげで初めての海外旅行は幸運に恵まれたように感じる。

最近、アイルランド人の平均年収は日本人を超えた。最近のユーロ高の中でアイルランドを旅行すると、少し情けない気になる。何もかもが高い。

一方、街が小奇麗になり物乞いも見なくなった。その分アイルランドが失ったものがあるのかも知れない。豊かになっても、”ただの”ヨーロッパの国にはなってほしくないと思う。

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