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書評 「スコットランドケルト紀行 ヘブリディーズ諸島を歩く」

この本は、武部好伸著、彩流社から出版されています。

最果てのヨーロッパ、スコットランド北西のヘブリディーズ諸島について書かれた本です。

私は取材の仕事で、ヘブリディーズ諸島のうち、スカイ島を訪れたことがあります。ヘブリディーズ諸島の入り口に過ぎませんが、すばらしい島でした。この本の中では霧の島として紹介されていますが、ほかにも、疾風の島ルイス、白砂の島サウス・ユイスト、岩山の島など、特徴のある島々が点在し、観光客向けでなくキルトが着用され、今なおゲール語が日常的に話される地域です。

この本はこれらの島々を旅した貴重な記録であり、手つかずの「ケルト」が息づいている様子を詳細にレポートしています。読み進めるにつれ、冷たい潮風を感じ、バグパイプの音が聞こえてきそうなとても感覚にとらわれます。

アイルランドのそのまた向うへと、指針を示すお奨めの本です。

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